建築現場から・Vol.17-

風雪の中で発揮される負けじ魂。
アーキテクノ職長 小林 正

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小林正職長(棟梁)
夕張市出身/アーキテクチュアカレッジ3期生。22歳で職長に。名寄、帯広での勤務を経て9年前から岩見沢支店の施工を担当する。

寒冷地の北海道では、冬になると風雪などの影響で、施工条件はほかの季節と比べて格段に厳しくなります。土屋ホームでは、そんな厳冬期でも工期を遅らせることなく、高品質の住宅をお客さまにお届けしていますが、その陰には大工職人たちのひとかたならぬ奮闘があるのです。

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今回訪れたのは、札幌から東へ約40km、屈指の豪雪地帯として知られる岩見沢市の現場。住宅街とはいえ、地吹雪が舞うと目の前は真っ白で、10メートル先の隣家も見えなくなるという土地です。

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(写真上)既に床にはフローリングが張られてこの日の作業は壁の石膏ボード張りからスタート。

棟梁としてこちらの現場を預かるのは小林正職長。今年の岩見沢市は記録的な豪雪に見舞われ、この現場でも毎日、工事に取りかかる前に、昼過ぎまで除雪に追われることに。でも「この程度の風雪は岩見沢では当たり前。雪を理由に工期を遅らせたり、住宅の質を落としたりしてはならない」というプライドが小林職長を支えています。

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(写真上)笹森一知技能士

アーキテクチュアカレッジ卒業後、22歳で職長に。名寄や帯広など道内の現場を経て、9年前に岩見沢支店の施工を担当することになりました。しかし当時は、周囲に30年近いキャリアを持つ熟練の人ばかり。20代半ばの若い職長は、自分の腕の未熟さを痛感する毎日だったとか。「ほかの棟梁と比較されて、辛い思いもした。大先輩についていくのに必死でした」と、小林職長は振り返ります。

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くじけそうになる心を「負けたくない」という一念で乗り切り、今では周りから頼りにされる存在に。目標としていた大先輩からも「自分の仕事に厳しい棟梁。頑張り屋さんですよ」との評価をもらうまでになりました。7年来チームを組んで息もぴったりの笹森一知技能士も「余裕をもった仕事ぶりだが、スピードはかなわない」といいます。

2月上旬に始まった木工事も中盤にさしかかりました。きょうも時おり吹雪という空模様。風雪と格闘する日々は、3月に入って寒さが緩むまで続きます。

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(写真上)赤いヘルメットの小林正職長と笹森一知技能士(右隣)、数日前から職人歴30年以上の簗部班のベテラン(左端-瀧澤昭光・右端-西館春美)が応援に加わる。

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このページは、アーキテクノが2012年5月10日 14:26に書いたブログ記事です。

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