建築現場から・Vol.14‐

『仕事は確実に、あせらず、丁寧に』
-アーキテクノ一級技能士 鼻和 義知

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鼻和義知職長(棟梁)
青森県弘前市出身/アーキテクチュアカレッジ8期生
中学生のころ「カッコいい仕事」と大工に憧れる。高校卒業後「ログハウスを造ってみたくて」北海道へ。昨年、木を基調としたマイホームを実現した。

土屋アーキテクチュアカレッジを卒業した大工の卵たちは、ベテランの指導員(親方)のいる現場で基礎をみっちり鍛えられます。その後、一人前のお墨付きを得て「独立」。さらに技術を磨いて、現場をすべて任せて大丈夫と認められると、いよいよ職長(棟梁)に。数人の技能士を従えて、現場を仕切ることになります。今回ご紹介するのは、一昨年に職長となった鼻和義知一級技能士(31)です。

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「自分はアーキテクノでは一番の新米職長」と言う鼻和職長。でも、仕事ぶりはじつに堂々としています。それは、先輩棟梁の下で、十分な技能を磨いてきたという自信の表れでもあるのでしょう。

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(写真上)この日の作業は窓の下地材張りから1階と2階の境目に断熱シートを施工して1階の壁には間柱を取り付ける。

 

「今こうしていられるのは、親方や先輩棟梁のおかげ」と振り返ります。独立後二年間ほど指導を受けた棟梁からは「この仕事で。プロとして食べていくのだ」という仕事の厳しさを教わりました。別の棟梁からは、仕事以外の人間関係も大切にすることが、人間の幅を広げることにつながるということも学びました。また昨年、自身のマイホームを施工して、「お客さま第一に」と思う気持ちが、より強くなったといいます。

鼻和職長の真骨頂は、丁寧な仕事ぶり。一つ一つの仕事を確実に、あせらず、丁寧に」ということを肝に銘じているとのこと。仕事には勢いが必要なときもあるけれども、一つ先の工程を考えながら、あせらず進めていくことが、結局は、速くてきれいな仕事につながるというのです。

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そうした姿勢は、こちらの現場でともに働く二人の若い技能士にも伝わっています。西澤浩二技能士(25)は、「几帳面で丁寧なところを見習いたい」と。池田悠人技能士(22)は、「良いもの悪いものを見分ける目を鍛えろ」と言われたことが心に残っているそうです。職人の心は、このように先輩から後輩へ、脈々と伝えられていきます。

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木工事が始まって一週間、屋根が施工されて、今日は窓まわりの下地材を張る作業へ。建築現場ならではの張りつめた空気の中にも、和やかさが感じられるのは、「大工が好きだから仕事が楽しい」と言う鼻和職長が持つ、明るい雰囲気も手伝っているのでしょう。

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中央に鼻和職長、右は15期生の西澤浩二、左には18期生の池田悠人。

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このページは、アーキテクノが2011年8月 2日 15:01に書いたブログ記事です。

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