建築現場から・Vol.11-

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『急がず、じっくり学べ』若者を育てて15年。
-アーキテクノ1級技能士・テクニカルマスター 船木 裕

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船木裕指導員(親方)
岩内郡岩内町出身/地元の工務店で現場修業の後、札幌で大工の道ヘ平成元年に土屋ホーム入社。15年ほど前から後進の指導に当たる。アーキテクチュアカレッジ3期生から教えている。

大工職人集団アーキテクノが目指すのは、第一にお客さまに高品質の住宅をお届けすること。そのためにも優秀な職人を育成することは至上命題でもあります。その中心にいるのがテクニカルマスターと呼ばれるベテランの技術者。彼らは棟梁として施工の第一線に立ちながら、後進の技術指導に当たっています。

こちら札幌市清田区の現場にも、指導歴15年というベテランの船木裕指導員と、大工を志す二人の若者の姿が。6月下旬に始まった木工事は順調に進み、床にフローリング材、壁に下地ボードを施工する段階となりました。

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厳しい指導を受ける若者も言葉にこもる温かさを感じている。

船木指導員は、過去にその教えを受けた職人たちの間でも、厳しい人として口の端に上ることの多い存在です。しかしそれも彼にしてみれば、「大工としての道に外れた行動をとったときに厳しく叱ってきただけ」とのこと。「浜育ちだから、口がワルくってね」と笑いますが、若者たちが必死についていくのは、その言葉に情がこもっているからです。

この15年の間に一人前にした職人は数知れず。それは「人に負けないだけの大工を育てている」という自負にもなっています。

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仕事が好きで、住宅を造ることに興味がある、そして何より性根がすわっていて、負けん気が強い。それが良い大工職人になるための条件なのだそうです。そういう若者は取り立てて教えずとも積極的に学ぶので上達も早い。

いま船木指導員の下で日々、汗を流している若者。独り立ちする日が視野に入っている知升大輝社員には、「まだまだ精進しろ」と言葉をかけています。それは、職人は一人前と言われるようになってからのほうが道は険しいのだから、自分の下にいるうちに、じっくり学んでほしいという親心でもあるのです。

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この日は壁にボードを貼り付ける作業とフローリング材を固定する作業を。
最後の1枚を貼って仕上げへ。

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中央に船木指導員、左は指導員の下について4年目の知弁大輝、右は同じく1年目の石山譲。

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このページは、アーキテクノが2010年11月 4日 09:13に書いたブログ記事です。

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