建築現場から・Vol.09-

「『妥協なし』の信念で、責任の重圧に克つ。」
―アーキテクノ1級技能士 半田 大貴

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半田大貴 職長(棟梁)
青森県津軽市出身/アーキテクチュアカレッジ8期生
大工職人だった同級生の父親から影響を受けてこの道へ。2年ほど前から職長として現場を預かる立場に。

暦の上では立春が過ぎてもなお寒さが厳しい北海道。現場施工を担当するアーキテクノの大工職人たちも、雪が降ったり止んだりという不安定な空模様をにらみながらの作業がしばらく続きます。日の落ちるのも早く、夕闇が迫る前に所定の工程を終わらせなければなりません。作業には慎重さとともにスピードも求められます。

こちら札幌市南区の現場でも、テキパキと仕事に取り組む3人の職人の姿が。指導に当たる半田大貴職長(30)と、伊藤英紀、久保勇気の両技能士。昨年末から始まった木工事は中盤に差し掛かり、おおよその間取りが分かるまでになりました。

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数日前に始まったフロアの板貼り作業は、2階が終了して今日は1階へ。半田職長がフローリング材を切り分けて、1枚1枚丁寧に床に固定していきます。

「仕事は最初の段階が肝心」という半田職長。躯体工事はまず、基礎の上に建物を支える土台をボルトで固定する土台引きから始まりますが、ここが最も重要とのこと。「始めが曲がってしまったら、ずっとそのままですからね」。

土台がビシッと定まったら、あとは決められた通りの工程を着実に進めていく。職長となって2年あまり。施工の責任者として、お客さまに納める家だから失敗は許されないいうプレッシャーとの闘いの毎日。「とにかく一切、妥協はしない」という信念が重圧をはねのける原動力です。

そしてもう一つ心に留めているのは、お客さまが思い描いたイメージに少しでも近づけたいいうこと。そこで時には、現場に来られたお客さまの声を直接聞いて、仕上がり具合を微妙に調整することもあります。

もちろん現場監督の了解を得てからのことですが、お客さまの気持ちになって使い勝手を追求することに妥協はありません。新居を手にしたお客さまから「理想通りの家が完成した」と喜んでいただけるのも、こうした現場担当者の思いがあってのことなのです。

こちらの木工事が完了するのは2月末、お客さまにお引き渡しするのは、春の到来が待ち遠しい3月になります。

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床材を切り分けたり留めたりする作業に堅実な仕事ぶりがうかがえる。

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こちらの現場を担当する半田職長(中)と伊藤英紀(左)・久保勇気(右)両技能士。

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このブログ記事について

このページは、アーキテクノが2010年4月15日 10:00に書いたブログ記事です。

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