建築現場から・Vol.08-

「一つ一つの工程を確実に、きれいに。」―アーキテクノ職長 久保 勇気

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久保勇気職長(棟梁)
北海道名寄市出身。
アーキテクチュアカレッジ7期生。卒業後3年間、指導員(親方)の教えを受け、23歳で職長に「いつ、どこを見てもきれいに仕事を進めること」が信条。

土屋ホームの家造りは着工から竣工まで約2カ月。その間の工事を大きく分けると、土台を施工する基礎工事、躯体を立ち上げて住宅を形つくる木工事、クロス貼りなどの内装を整える仕上げ工事の三段階になります。

技能集団・アーキテクノが主に担当するのは本体工事の木工事。土屋ホーム担当支店の工程管理を行う責任者が、頻繁に現場に出向いて作業工程いを確認していますが、木工事完了となる最終日には、特に念入りなチェックと次の段階への引き継ぎが行われます。検査を受ける職長にとっても、特別な日といえましょう。

今回訪れた札幌市豊平区の現場にも、木工事完了の検査を終えた久保勇気職長(31)の姿がありました。床には既に貼られたフローリングを保護する養生用の紙ボード。ドアなどの建具にも、次の工程で傷がつかないように半円形のボードが取り付けられます。

「我々の仕事は、やり直しはききません。一つ一つの工程を確実にこなさなければ」と、淡々とした様子の久保職長。塵一つ、埃一つ落ちていないと思われるほど掃除が行き届いています。いつ、どこを見てもきれいに仕事を進めることが確実な施工につながる。久保職長はそれを、アーキテクチュアカレッジ卒業後、仕事の厳しさを教えてくれた指導員から学んだといいます。

こちらの現場は、久保職長と伊藤英紀一級技能士(24)の二人で担当。当初の予定よりも早く木工事が完了したのは、二人のチームワークのたまものです。それぞれの技能士に持ち場を与えて分業させる職長もいますが、伊藤技能士によると、「職人みんなの力を合わせて仕上げるというのが、久保職長流」なのだとか。それだけに共に味わう達成感もまた、ひとしおといったところでしょう。

明日からは、この現場を引き継ぐ別の職人の手によって壁にクロスが貼られ、洗面化粧台など水回りの設備が設置されます。お客さまへお引き渡しする日もすぐそこに。

そして、この日ここを後にする二人の職人には、次の現場が待っています。

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次の工程で建具に傷が付かないように、半円形のボードを取り付ける。

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ドアに隙間がないか、最終チェックを行う。

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作業は1階から2階へ。手すりの仕上がりを再確認。

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この現場は、伊藤英紀技能士(右)と2人で担当。

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このブログ記事について

このページは、アーキテクノが2010年2月 5日 10:36に書いたブログ記事です。

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