建築現場から・Vol.03-

「後輩の育成も毎日が真剣勝負。」-アーキテクノ一級技能士 定岡 直也

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定岡直也職長(棟梁)北海道旭川市出身
土屋アーキテクチュアカレッジ3期生。昨年、後輩を育成する「指導員(親方)の立場に。

残暑厳しい8月のある日、ここ札幌市白石区の現場では、朝から躯体の壁面に耐力壁ボードを貼り付ける作業が行われています。お盆前に始まった木工事は、既に足場が組み上がり、内部には間仕切りも入りました。

防塵丸ノコを使ってボードを手早く切り分けているのが、この現場を指揮する定岡直也職長(34)。
切り分けられたボードは、青山祐貴技能士(24)と小山憲太技能士(23)が、専用の工具を使って、釘で壁面に固定。次の工程で、このボードの外側に断熱材が施工されます。

定岡職長は、アーキテクチュアカレッジの3期生。職長歴も長く、昨年、指導員に任命され、後輩の技能士を育成する立場になりました。数カ月前から、青山、小山両技能士を預かり、挨拶等の基本動作はもちろん、現場施工を通して技術や技能士としての心構えを指導しています。

「彼らは、技能士として独り立ちする一歩手前の卵。これをどうやって上手に孵化させるか。毎日、真剣勝負ですよ」と、厳しい表情の定岡職長。この現場では、床の間や階段の特殊造作など難しい仕事に挑戦させようと考えています。

定岡職長が後輩たちに伝えたいのは、「胸を張ってお客様にお引渡しできる家を造る」ということ。
これは定岡職長自身が若き日に指導員から学んだ、現場に臨むときの姿勢です。「下地作業が拙かったら当然、仕上がりはきれいにいかない。表面だけ取り繕うのではなく、見えない部分にこそ手をかける」。これは職人として、自らを律する言葉でもあります。だから、「日々、真剣勝負」。すべての工程で気の緩みは許されません。

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左から、青山技能士、定岡職長、小山技能士。

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耐力壁ボード(ベストEボード)を防塵丸ノコで手早く切り分ける。

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釘で固定されていく耐力壁ボード。この外側に断熱材が施工される。

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定岡職長の指導を受ける、青山技能士(左)と小山技能士(中)。定岡は2人に「胸を張れる仕事を」と教えている。

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このページは、アーキテクノが2009年7月20日 18:40に書いたブログ記事です。

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